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【🌈Procreate水彩ブラシをカスタマイズしよう!】希釈度と充電について徹底解説

✨はじめに:水彩の「にじみ」も「ムラ」もコントロールできる!

Procreateには高機能な水彩ブラシがたくさんありますが、こんな疑問を感じたことはありませんか?


「このブラシ、思ったより濃いな…」


「水彩っぽいにじみが出ない…」


「もっと自然に色が重なってくれたらいいのに」


実は、それを左右しているのが、「希釈度(Dilution)」と「充電(Charge)」という2つの設定項目


この記事では、Procreateで水彩ブラシをもっと自分好みにカスタマイズするために、この2つの意味・効果・使い分けを丁寧に解説していきます🧪🎨



目次

  1. ✨はじめに:水彩の「にじみ」も「ムラ」もコントロールできる!

  2. ① 💧「希釈度とは?」

  3. 🧪希釈度が高いとどうなる?

  4. 🔥希釈度が低いとどうなる?

  5. 🎨Procreateでの使い分けイメージ

  6. 🧑‍🎨ポイント

  7. ② 🔋「充電(Charge)」とは?

  8. 🎨意味・効果

  9. 「充電」が高いと…

  10. 「充電」が低いと…

  11. 🔧使い分けイメージ

  12. ✨プロっぽい使い方のヒント

  13. ③🧪 「希釈度×充電:おすすめの組み合わせ例」

  14. ④🛠️ 「 実際の設定方法(Procreateブラシスタジオ)」

  15. ⑤✏️補足Tips:「にじみ感を強くしたいときは?」

  16. 🎯まとめ:「希釈度」と「充電」を制す者が、水彩ブラシを制す!





① 💧「希釈度とは?」


=「水でどれだけ絵の具が薄められているか」の度合い英語の設定名では「Dilution(ディリューション)」と表記されていることが多いです。


🧪希釈度が高いとどうなる?

  • 絵の具が水っぽく薄くなる

  • 発色が弱くなり、淡く透明感のある色合いになる

  • ストロークの重なりがにじみっぽく自然に見える

  • 水彩紙風の「ムラ」や「ぼかし」表現に最適

👉 やわらかく、ふんわりとした表現をしたいときに有効です。



🔥希釈度が低いとどうなる?

  • 絵の具が濃く、はっきり発色する

  • 水分が少ないため、にじみにくい

  • 重ね塗りや濃淡表現がしやすく、しっかり描きたいときに便利

👉 メリハリのある厚塗り風や、油彩系のスタイルにも向いています。



🎨Procreateでの使い分けイメージ

希釈度=高い(80〜100)表現スタイル=薄塗り/ふわっと水彩おすすめ用途=花・空・光・グラデ表現

希釈度=中間(40〜70)表現スタイル=混色メインの自然な水彩風おすすめ用途=キャラクター/風景の基本塗り

希釈度=低い(0〜30)表現スタイル=濃くくっきり発色/ムラなしおすすめ用途=線画風・厚塗りの下地作り



🧑‍🎨ポイント

Procreateでは「希釈度」と「絵の具の充電(Charge)」をセットで調整するのがコツです。


例:流量を高めて色をしっかり出しつつ、希釈度も高くして“にじませながら薄く塗る”など。





② 🔋「充電(Charge)」とは?


Procreateブラシスタジオの【ウェットミックス】内にある設定項目のひとつで、英語表記では「Charge(チャージ)」と書かれています。


「充電(Charge)」という項目は、筆にどれだけ絵の具が含まれているか=色の持続性や濃さに関係するパラメータです。





🎨意味・効果


「充電」が高いと…

  • 筆にたっぷり絵の具が含まれている状態を再現

  • 長いストロークでも色が濃く出続ける

  • 色がはっきりと発色し、ムラが出にくい

👉 広い面積をしっかり塗りたいときに適しています。



「充電」が低いと…

  • 絵の具の量が少ない筆を再現

  • ストロークが進むにつれて色がだんだん薄くなる

  • 水彩らしいカスレ・ムラ・乾き感が出やすい

👉 ナチュラルなにじみ感や表情を出したいときに効果的です。





🔧使い分けイメージ

充電値=高い(80〜100)効果=しっかり色が出続けるおすすめ用途=均一な塗り・明確なベース作り

充電値=中間(40〜70)効果=色が残るが、徐々に薄まるおすすめ用途=混色や重ね塗り、グラデ表現

充電値=低い(0〜30)効果=カスレや色抜けが起きやすいおすすめ用途=水彩の雰囲気重視・乾いた筆感





✨プロっぽい使い方のヒント

  • ベース色を塗るときは「充電 高め」+「希釈度 中〜低」

  • にじみやムラを作りたいときは「充電 低め」+「希釈度 高め」

  • アナログ水彩に近づけたい場合は、「充電」と「色を引きずる」項目をセットで微調整!





③🧪 「希釈度×充電:おすすめの組み合わせ例」


用途=優しい背景希釈度=高め(80〜90)充電=中(50〜60)効果=淡く広がる空・光・水面

用途=しっかり色塗り希釈度=中(50〜70)充電=高め(70〜90)効果=均一で安定感ある塗り

用途=にじみを出したい希釈度=高め(80〜90)充電=低め(20〜40)効果=筆跡に水彩独特のムラができる

用途=水分少なめ影塗り希釈度=低め(20〜40)充電=高め(70〜90)効果=ベタ塗り影・にじまない処理向け


🔑コツは、「塗りたい質感や場面」に応じてバランスを変えることです!





④🛠️ 「 実際の設定方法(Procreateブラシスタジオ)」


水彩や墨風ブラシの「ブラシスタジオ」を開くと、ウェットミックス(Wet Mix)という項目があります。

ウェットミックス(Wet Mix)では絵の具の「水分量」「色の混ざり具合」をコントロールすることが出来ます。


  1. 水彩ブラシを選ぶ(例:「Watercolor」など)

  2. ブラシを左スワイプして「複製」する(元ブラシを残すため)

  3. 「ブラシスタジオ」画面を開く

  4. 📍**「ウェットミックス」項目をタップ**

  5. 「希釈度(Dilution)」「充電(Charge)」を調整

  6. 完了後、ブラシ名を変更して保存!


💡最初は数値を10〜20%ずつ変えて試すと違いが実感しやすいです!




⑤✏️補足Tips:「にじみ感を強くしたいときは?」


希釈度と充電に加えて、以下の設定や工夫も有効です👇


  • 「色を引きずる(Pull Color)」を50%以上にする → 色が自然に広がりやすくなります

  • グレイン(テクスチャ)を水彩紙っぽく変更 → 紙の吸い込み感を演出できます

  • 指先ツール(Smudge)を同じ水彩ブラシに設定 → 手描きでなじませるような“にじみ仕上げ”ができます!






🎯まとめ:「希釈度」と「充電」を制す者が、水彩ブラシを制す!


デジタルでもアナログのような水彩表現をするには、この2つの設定を理解して調整するのが近道です。


  • 💧希釈度(Dilution)=水っぽさ/透明感

  • 🔋充電(Charge)=絵の具の濃さ/持続性


この2軸を自由に動かせるようになると、あなたの水彩表現は一気に“表情豊か”になります!


Procreateを使って、あなただけの水彩ブラシを育てていきましょう🌿✨

 
 
 

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