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🎨なんでこの絵、好きなんだろう?心理学でわかるイラストのヒミツ。


✨はじめに:「なんか好き」を解き明かす旅へ


SNSで流れてきた1枚のイラスト。


「技術的にはすごいわけじゃないのに、なぜか心に残る。」


こんな経験、ありませんか?


逆に、「線も塗りも上手いはずなのに、なぜか惹かれない」

――そんな絵もありますよね。


この記事では、心理学的な視点から「人が絵に惹かれる理由」を丁寧に紐解きながら、これからデジタルイラストに挑戦する方、絵に自信が持てない方が「自分の絵に何を込めれば“好き”と感じてもらえるのか」を見つけていけるよう、やさしく深掘りしていきます。



目次

  1. ✨はじめに:「なんか好き」を解き明かす旅へ

  2. 🧠1|人は“共感”に惹かれる:「ミラーニューロン」の働き

  3. 💡ポイント:

  4. 👁️2|目が惹きつけられる構図:「視線誘導」の仕組み

  5. ✏️初心者でもできるテクニック:

  6. 🎨3|色には意味がある:「色彩心理」で印象を操作する

  7. 🎨色彩心理の基本:

  8. 💭4|“余白”が想像を生む:「あえて描かない」の心理効果

  9. 🧩5|「好き」の正体は“脳のごほうび”

  10. 📱6|SNS時代の“好き”は「自分らしさの投影」

  11. ✍️7|初心者でも“好き”を生む絵は描ける

  12. 🧭まとめ:「“好き”は感情でできている」





🧠1|人は“共感”に惹かれる:「ミラーニューロン」の働き


心理学の中に、「ミラーニューロン」という仕組みがあります。


これは、人が誰かの表情やしぐさを見たときに、自分の脳内でも同じように反応が起こるというもの。


たとえば:

  • 泣いているキャラを見ると、こっちまでうるっとくる

  • 笑顔のイラストを見ると、自然と明るい気持ちになる


👉 つまり、「感情の伝わる絵」は、それだけで人を惹きつける力があるということ。


💡ポイント:

・表情に“迷い”や“曖昧さ”を残すと、見る人が感情を想像しやすくなる・ポーズや仕草に「動き」があると、共感しやすくなる





👁️2|目が惹きつけられる構図:「視線誘導」の仕組み


心理学には「ゲシュタルト原則」という概念があります。

これは、「人の脳は、バラバラな情報を勝手に整理して意味づけしようとする」というもの。


たとえば、絵の中に…

  • キャラの視線の先に何かがある

  • パースが奥に向かって収束している

  • 背景の光がキャラに集中している


こうした視線誘導の工夫があると、見る人は自然と「大事なところ」に目を向けてしまうのです。



✏️初心者でもできるテクニック:

  • キャラの視線や手の向きで視点を誘導する

  • 光と影のコントラストで注目箇所を際立たせる

  • 構図に「三分割法」や「Z構図」を取り入れる





🎨3|色には意味がある:「色彩心理」で印象を操作する


「この絵、やさしい雰囲気で好き」「なんかこの配色、落ち着く」――

それ、色の心理効果かもしれません。



🎨色彩心理の基本:


色与える印象

赤=情熱・エネルギー・怒り

青=冷静・信頼・悲しみ

黄色=明るさ・希望・注意

緑=安らぎ・自然・調和

紫=神秘・高貴・感性


自分の絵にどんな「気持ち」を込めたいのか?

それに合わせて色を選ぶと、“感情が伝わる絵”に近づきます。





💭4|“余白”が想像を生む:「あえて描かない」の心理効果


心理学では、「完璧な情報よりも“足りない情報”の方が人は記憶に残りやすい」と言われています。


▶ 絵の中に“描ききらない部分”や“意味が曖昧な演出”を入れると、見る人が自分の記憶や感情を重ねてくれるようになります。


たとえば:

  • 背景をぼかして想像に委ねる

  • 顔の一部を影で隠すことで感情の解釈をゆだねる

  • 描かれていない「音」や「時間」を想像させる演出


👉 見る人に“考える余白”を残すことで、その人にとっての「特別な絵」になるのです。





🧩5|「好き」の正体は“脳のごほうび”


好きな絵を見るとき、人の脳では「報酬系」と呼ばれる部分が反応します。これは、おいしいものを食べたときや、誰かに褒められたときと同じ場所。


つまり、「この絵、好き!」という感覚は、脳が快感を感じている証拠なんです。


特に:

  • 自分の「好きな世界観」に近い

  • 自分の「理想像」に触れている

  • 昔の記憶を思い出させてくれる


こうした要素があると、脳は絵を見るたびに“ごほうび”をくれます。





📱6|SNS時代の“好き”は「自分らしさの投影」


今、イラストは「観賞」だけでなく、「自分を表現する手段」としても使われています。


たとえば:

  • 好きなキャラやイラストをSNSでシェア

  • 自分の気持ちにぴったり合う絵をアイコンにする

  • イラストを通じて「共感」を得る


つまり、「好きな絵」=「自分らしさを投影できる絵」。

描き手としては、“自分の内面を表現する”ことで、他人の内面にも共鳴するということが大切です。





✍️7|初心者でも“好き”を生む絵は描ける


「上手じゃないと、人に見てもらえない…」「描いても“すごい”って言われないし…」そう思ってしまう気持ち、よくわかります。


でも、心理学的に見ると、人は“上手いから好き”とは限らないんです。

むしろ、

  • 自分の気持ちを込めた1枚

  • 描いた人の人柄や感情がにじんでいる絵

  • ちょっと下手でも、共感できるテーマ


こうした絵の方が、長く記憶に残ることも多いのです。





🧭まとめ:「“好き”は感情でできている」


技術やスキルももちろん大事。

でも、人が絵に惹かれるとき――そこにあるのはいつも“感情”と“つながり”です。


  • 共感できる絵

  • 想像をかきたてる絵

  • 色に気持ちがのっている絵

  • 自分らしさを投影できる絵


あなたがこれから描く絵も、きっと誰かの心に残る「好きな1枚」になるはずです。





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