🎨なんでこの絵、好きなんだろう?心理学でわかるイラストのヒミツ。
- 札幌デジタル絵画
- 4月30日
- 読了時間: 6分
✨はじめに:「なんか好き」を解き明かす旅へ
SNSで流れてきた1枚のイラスト。
「技術的にはすごいわけじゃないのに、なぜか心に残る。」
こんな経験、ありませんか?
逆に、「線も塗りも上手いはずなのに、なぜか惹かれない」
――そんな絵もありますよね。
この記事では、心理学的な視点から「人が絵に惹かれる理由」を丁寧に紐解きながら、これからデジタルイラストに挑戦する方、絵に自信が持てない方が「自分の絵に何を込めれば“好き”と感じてもらえるのか」を見つけていけるよう、やさしく深掘りしていきます。
目次
✨はじめに:「なんか好き」を解き明かす旅へ
🧠1|人は“共感”に惹かれる:「ミラーニューロン」の働き
💡ポイント:
👁️2|目が惹きつけられる構図:「視線誘導」の仕組み
✏️初心者でもできるテクニック:
🎨3|色には意味がある:「色彩心理」で印象を操作する
🎨色彩心理の基本:
💭4|“余白”が想像を生む:「あえて描かない」の心理効果
🧩5|「好き」の正体は“脳のごほうび”
📱6|SNS時代の“好き”は「自分らしさの投影」
✍️7|初心者でも“好き”を生む絵は描ける
🧭まとめ:「“好き”は感情でできている」
🧠1|人は“共感”に惹かれる:「ミラーニューロン」の働き
心理学の中に、「ミラーニューロン」という仕組みがあります。
これは、人が誰かの表情やしぐさを見たときに、自分の脳内でも同じように反応が起こるというもの。
たとえば:
泣いているキャラを見ると、こっちまでうるっとくる
笑顔のイラストを見ると、自然と明るい気持ちになる
👉 つまり、「感情の伝わる絵」は、それだけで人を惹きつける力があるということ。
💡ポイント:
・表情に“迷い”や“曖昧さ”を残すと、見る人が感情を想像しやすくなる・ポーズや仕草に「動き」があると、共感しやすくなる
👁️2|目が惹きつけられる構図:「視線誘導」の仕組み
心理学には「ゲシュタルト原則」という概念があります。
これは、「人の脳は、バラバラな情報を勝手に整理して意味づけしようとする」というもの。
たとえば、絵の中に…
キャラの視線の先に何かがある
パースが奥に向かって収束している
背景の光がキャラに集中している
こうした視線誘導の工夫があると、見る人は自然と「大事なところ」に目を向けてしまうのです。
✏️初心者でもできるテクニック:
キャラの視線や手の向きで視点を誘導する
光と影のコントラストで注目箇所を際立たせる
構図に「三分割法」や「Z構図」を取り入れる
🎨3|色には意味がある:「色彩心理」で印象を操作する
「この絵、やさしい雰囲気で好き」「なんかこの配色、落ち着く」――
それ、色の心理効果かもしれません。
🎨色彩心理の基本:
色与える印象
赤=情熱・エネルギー・怒り
青=冷静・信頼・悲しみ
黄色=明るさ・希望・注意
緑=安らぎ・自然・調和
紫=神秘・高貴・感性
自分の絵にどんな「気持ち」を込めたいのか?
それに合わせて色を選ぶと、“感情が伝わる絵”に近づきます。
💭4|“余白”が想像を生む:「あえて描かない」の心理効果
心理学では、「完璧な情報よりも“足りない情報”の方が人は記憶に残りやすい」と言われています。
▶ 絵の中に“描ききらない部分”や“意味が曖昧な演出”を入れると、見る人が自分の記憶や感情を重ねてくれるようになります。
たとえば:
背景をぼかして想像に委ねる
顔の一部を影で隠すことで感情の解釈をゆだねる
描かれていない「音」や「時間」を想像させる演出
👉 見る人に“考える余白”を残すことで、その人にとっての「特別な絵」になるのです。
🧩5|「好き」の正体は“脳のごほうび”
好きな絵を見るとき、人の脳では「報酬系」と呼ばれる部分が反応します。これは、おいしいものを食べたときや、誰かに褒められたときと同じ場所。
つまり、「この絵、好き!」という感覚は、脳が快感を感じている証拠なんです。
特に:
自分の「好きな世界観」に近い
自分の「理想像」に触れている
昔の記憶を思い出させてくれる
こうした要素があると、脳は絵を見るたびに“ごほうび”をくれます。
📱6|SNS時代の“好き”は「自分らしさの投影」
今、イラストは「観賞」だけでなく、「自分を表現する手段」としても使われています。
たとえば:
好きなキャラやイラストをSNSでシェア
自分の気持ちにぴったり合う絵をアイコンにする
イラストを通じて「共感」を得る
つまり、「好きな絵」=「自分らしさを投影できる絵」。
描き手としては、“自分の内面を表現する”ことで、他人の内面にも共鳴するということが大切です。
✍️7|初心者でも“好き”を生む絵は描ける
「上手じゃないと、人に見てもらえない…」「描いても“すごい”って言われないし…」そう思ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、心理学的に見ると、人は“上手いから好き”とは限らないんです。
むしろ、
自分の気持ちを込めた1枚
描いた人の人柄や感情がにじんでいる絵
ちょっと下手でも、共感できるテーマ
こうした絵の方が、長く記憶に残ることも多いのです。
🧭まとめ:「“好き”は感情でできている」
技術やスキルももちろん大事。
でも、人が絵に惹かれるとき――そこにあるのはいつも“感情”と“つながり”です。
共感できる絵
想像をかきたてる絵
色に気持ちがのっている絵
自分らしさを投影できる絵
あなたがこれから描く絵も、きっと誰かの心に残る「好きな1枚」になるはずです。
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