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【🎨 心地よい配色の法則とは?】配色の基礎と応用テクニックを公開!

デジタルイラストを描いていて、 「なんだかバランスが悪い…」 「色の使い方が難しい…」 と悩んだことはありませんか?


実は、絵を“魅力的”に見せる上で 配色のルールは非常に大きな要素を占めています。


今回は、これからProcreateやCLIP STUDIOを始める方、 デジタルイラストで「もっと伝わる絵を描きたい!」と思っている方へ、


- 初心者でも理解しやすく - 実際にすぐ使える


そんな配色の基礎と応用テクニックをまとめました。



目次

  1. 🌈 1. トーンをそろえることで“統一感”を生む

  2. 💡トーンをそろえるとこうなる:

  3. 🎯 2. 配色の黄金比「70:25:5」とは?

  4. 🎨 基本の3色構成とその役割

  5. 🧠 どうして「70:25:5」が効くの?

  6. 🔍 実例で見てみよう!

  7. 💡 ワンポイントアドバイス

  8. 🎨 あなたの絵にも応用しよう!

  9. 👁️ 3. 類似色 vs 補色:色相環の使い方

  10. ✅ 類似色(安心・調和)

  11. ✅ 補色(対比・インパクト)

  12. 📘 4. 色の“心理効果”を活かす

  13. ✏️ 5. 配色に迷ったときの“3つのヒント”

  14. ① 好きなイラストや写真の色を真似る(カラーピック)

  15. ② Adobe ColorやCoolorsなどの配色サイトを使う

  16. ③ モノクロで確認する

  17. 🧠 心地よい配色は“脳が喜ぶバランス”

  18. ✅ 最後に





🌈 1. トーンをそろえることで“統一感”を生む


まず最初に覚えておきたいのが「トーン(明度・彩度)」の考え方です。

たとえば、同じ赤でも……

  • 鮮やかな赤(高彩度)

  • くすんだ赤(低彩度)

  • 明るい赤(高明度)

  • 暗い赤(低明度)

印象はまったく異なります。


💡トーンをそろえるとこうなる:

  • パステルカラーで統一 → 優しくかわいい印象

  • ダークカラーで統一 → 落ち着いた・大人っぽい印象

  • ビビッドカラーで統一 → エネルギッシュ・元気な印象

配色に迷ったら、まずは「似た明るさ・鮮やかさ」の色でまとめてみましょう。


✅「カラートーンチャート」などで色を比較してみると分かりやすいですよ!





🎯 2. 配色の黄金比「70:25:5」とは?


「色は好きに選んでるけど、全体がゴチャついて見える…」


「塗っているうちに、何が主役か分からなくなった…」


そんな配色迷子さんにこそ知ってほしいのが、「70:25:5の法則」です。


これはプロのデザイナーやイラストレーターも活用している配色の黄金バランスで、色の役割と分量を明確に決めるだけで、ぐっと作品にまとまりが出るテクニックです。





🎨 基本の3色構成とその役割


ベースカラー 70% 背景や空間全体を占める色。視覚的な土台。白、グレー、アイボリー、淡い水色、ベージュなど


メインカラー 25% キャラクターや洋服など主役を構成する色。赤、青、緑、紫、黒などしっかり目立つ色


アクセントカラー 5% ワンポイントや目を引かせたい部分に使う色。黄、ピンク、オレンジ、水色などビビッドカラー





🧠 どうして「70:25:5」が効くの?


色の“量”には視覚的なパワーがあります。バランスよく使わないと、以下のような問題が起こります。


  • ✅ たくさんの色を均等に使う → 情報過多になり、ゴチャついた印象に…

  • ✅ アクセントカラーが多すぎる → チカチカして目が疲れる…


逆に、この「7:2.5:0.5」のバランスで色を使うと…

  • 👀 主役が明確になり、見る人にとってストレスがない

  • 🎯 色の“役割”が分かれ、自然な視線誘導が生まれる

  • 🌈 どんな色でも調和しやすくなり、画面に統一感が出る!





🔍 実例で見てみよう!


✅ 例①:キャラクター中心のイラスト

  • ベースカラー(70%):白背景 + 淡い影(グレー)

  • メインカラー(25%):キャラクターの衣装(ネイビー)

  • アクセントカラー(5%):瞳とリボンに赤を使用

→ キャラが映えて、背景にうまく馴染んでいます。


✅ 例②:風景系イラスト

  • ベースカラー(70%):空と地面のブルー&ベージュ

  • メインカラー(25%):建物の壁(オレンジ系)

  • アクセントカラー(5%):標識や人の服(赤)

→ 色の配置が整理されて、パッと見ても主役が分かる!


💡 ワンポイントアドバイス

  • ベースカラーは“主張しすぎない色”を選ぶこと(白・灰・薄色)

  • アクセントカラーは“彩度の高い色”を使うと効果的

  • 全体に使う色数は5色以内がベター





🎨 あなたの絵にも応用しよう!


  1. 下塗り前に3色をざっくり決める

  2. 塗りながら分量を調整して“主役が映える構成”に

  3. 配色に迷ったらモノクロ化して、どこが目立ってるかチェック!


配色の黄金比「70:25:5」は、どんな画風・どんなモチーフでも通用する“配色の基本ルール”です。


難しい色彩理論を知らなくても、この割合を意識するだけで「見やすくて美しい」イラストに大変身!


🌟 配色に自信がない人ほど、まずはこの黄金比を“体で覚えて”いきましょう!





👁️ 3. 類似色 vs 補色:色相環の使い方


色相環(カラーホイール)を使うことで、 色の「相性」を感覚ではなく理論的に理解できます。



✅ 類似色(安心・調和)

  • 色相環で隣り合う色(例:青〜青緑〜緑)

  • 落ち着いた印象にしたいとき、背景に使うと◎


✅ 補色(対比・インパクト)

  • 色相環で正反対にある色(例:赤 × 緑、青 × オレンジ)

  • 目を引きたい場所、主役を際立たせるときに使うと効果的


🎨 例:青髪キャラにオレンジの小物 → 目線がキャラに集中!





📘 4. 色の“心理効果”を活かす


色には人の感情や印象に働きかける心理的な力があります。


色=心理印象・よく使われるシーン


青=冷静・誠実・知的ビジネス系・理系キャラ


赤=情熱・緊張・元気食べ物・スポーツ・感情表現


黄=明るさ・幸福・注意ポップ・楽しい雰囲気


緑=安心・自然・癒しナチュラル背景・落ち着き


紫=神秘・大人っぽさ・高級感ファンタジー・おしゃれ


黒=重厚感・クール・緊張男性向け・シリアスな場面


白=清潔感・余白・純粋さ女性向け・明るい空間


🎨 キャラクターの「性格」や「世界観」を色で演出することもできます!





✏️ 5. 配色に迷ったときの“3つのヒント”


① 好きなイラストや写真の色を真似る(カラーピック)

→ SNSやPinterestでお気に入りを集めてみましょう!


② Adobe ColorやCoolorsなどの配色サイトを使う

→ ワンタップで調和のとれたパレットが作れます!


③ モノクロで確認する

→ 配色が上手くいっている絵は「明暗バランス」が整っています。 モノクロにしても見やすい絵は、配色もバッチリ!





🧠 心地よい配色は“脳が喜ぶバランス”


人の脳は、安心感とちょっとした刺激のバランスに心地よさを感じます。

  • トーンで統一感を

  • 色数は絞ってバランスを

  • 心理効果を活かして伝わる絵に


これらを意識するだけで、 「なんか見たくなる」「好きになる」絵が描けるようになります。





✅ 最後に


絵の上達において、「色」は単なる飾りではなく、 感情・ストーリー・世界観を伝える大切な要素です。


「配色って難しい…」と思わず、 まずはひとつでもいいので、今回紹介した法則を意識してみてください。

少しずつ、「色を使いこなせる自分」に出会えるはずです✨


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