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🎨 リドリーバル勉強法とアウトプットを活かしたデジタルイラスト上達方法

〜「描いても上手くならない」から抜け出す科学的メソッド〜



目次

  1. 🧠 はじめに:なぜ“描いているのに上達しない”のか?

  2. ✨「リドリーバル勉強法(想起学習)」と「アウトプット中心の練習法」✨

  3. 🔍 リドリーバル勉強法とは?

  4. 例えば…

  5. 🎨 なぜイラストにも効果があるのか?

  6. ✅ イラストに活かす!リドリーバル実践法

  7. ① 1枚描いたら、次の日にもう一度“同じモチーフ”を描く

  8. ② 描きながら「これはなぜこの形にしたのか?」を言語化

  9. ③ 「見た→描いた→復習する→説明する」この4ステップを毎回意識

  10. 💡 アウトプット中心の練習法=上達の加速装置

  11. ▶ 主なアウトプットの種類

  12. ✍️ 実際の練習メニュー例(1週間)

  13. 🧠 脳は「自分で使った情報」ほど強く記憶する

  14. 🚀 上達しない時は「描き方」ではなく「学び方」を見直す

  15. 🎓 まとめ:上達の方程式

  16. 📌 おすすめの実践

  17. 💬 最後に





🧠 はじめに:なぜ“描いているのに上達しない”のか?


多くのデジタルイラスト初心者が陥る悩み、それは──「練習しているのに、なかなか絵が上達しない」こと。


実はこの問題、勉強法の選び方に原因があるかもしれません。

上手くなる人が無意識にやっている“ある習慣”が、近年の教育心理学で明らかになっています。


それが──

✨「リドリーバル勉強法(想起学習)」と「アウトプット中心の練習法」✨




🔍 リドリーバル勉強法とは?

リドリーバル勉強法(Retrieval Practice)とは、

“思い出す練習を繰り返すことで記憶を定着させる”学習法のこと。


🧠 リドリーバル勉強法を取り入れている有名大学



✅ ロヨラ大学シカゴ校(Loyola University Chicago)教育心理学部門で、リドリーバル効果に関する研究が盛んです。


教室でのテストを「学習ツール」として使う実践が導入されています。




✅ ワシントン大学セントルイス(Washington University in St. Louis)認知心理学者の Henry L. Roediger III(ローディガー教授) により、リドリーバル勉強法の理論が広く普及。


「テスト効果」の研究を長年リードし、大学の教育メソッドにも活かされています。




✅ ハーバード大学(Harvard University)アクティブラーニング推進の一環で、リドリーバル勉強法を取り入れた「クイズ形式の授業」「自己テスト」「プレゼン復習」などを実施。


「想起ベースの学習戦略」のガイドラインを学生に提供しています。




✅ ミシガン大学(University of Michigan)教育技術部門で、eラーニングと組み合わせたリドリーバル手法を研究。


デジタル学習環境における有効性の実証にも積極的です。




✅ スタンフォード大学(Stanford University)教育研究センターで、記憶の定着とリドリーバルの関係を研究。


STEM分野の授業で「反転授業+クイズ復習」の形式が取り入れられています。



ただ見たり聞いたりするインプットだけではなく、自分の頭で情報を取り出す(=思い出す)行為そのものが記憶を強化するとされています。




例えば…

従来の勉強法=ブラシの種類を眺める

リドリーバル勉強法=自分で「影をつけたいときにどのブラシを選ぶべきか」を思い出す


従来の勉強法=教材を読み返す

リドリーバル勉強法=「昨日学んだ光と影のルールは何だったか?」を自分で答える


従来の勉強法=講座を受けっぱなし

リドリーバル勉強法=講座後、自分の言葉で要点をまとめてみる


など“覚える”より“思い出す”ことで脳が強化される学習法。





🎨 なぜイラストにも効果があるのか?


絵の上達においても、リドリーバルの効果は絶大です。


なぜなら、「絵を描く」という行為自体が──記憶・観察・思考・感覚の統合アウトプットだから。


つまり、「何となく模写する」「お手本を見てなぞる」だけでは足りません。


“自分の頭で”描き方や構図、色選びを考える訓練こそが重要なのです。





✅ イラストに活かす!リドリーバル実践法


① 1枚描いたら、次の日にもう一度“同じモチーフ”を描く

  • ポイントは、前回描いたものを見ないこと。

  • 記憶から思い出し、再現することで、技術が自分の中に定着します。


② 描きながら「これはなぜこの形にしたのか?」を言語化

  • 影の形、構図のバランス、色の選び方…

  • 「自分の選択」を言葉で説明してみることで、判断力が育ちます。


③ 「見た→描いた→復習する→説明する」この4ステップを毎回意識

  • 人に説明できるレベルまで持っていければ、確実にスキルアップしています。





💡 アウトプット中心の練習法=上達の加速装置


“描くこと”がアウトプットだとすれば、上達には「意識的なアウトプット」を増やすことが鍵になります。



▶ 主なアウトプットの種類

種類=効果


・模写=観察力・バランス感覚

・自作構図=創造力・応用力

・解説つきの投稿(SNSやブログ)=記憶の定着・説得力

・他人に教える(友人・SNS)=理解の深さ・説明力

・テーマ練習(例:光の練習・赤の配色)=ピンポイントの強化





✍️ 実際の練習メニュー例(1週間)


曜日=内容


月=写真模写(静物)+色塗り練習

火=昨日の絵を記憶で再現+解説を添えて投稿

水=オリジナルキャラ1体+光と影の設定あり

木=他人の絵を分析+模写+違いをメモ

金=同じテーマで別のアプローチ(赤系配色の再挑戦)

土=総復習+解説動画を撮ってみる or 日記にまとめる

日=休み or 絵を描かない日(あえて休息・吸収日)





🧠 脳は「自分で使った情報」ほど強く記憶する


人は、ただ“見ただけ・聞いただけ”の情報はすぐに忘れます。

しかし、自分の手と頭を使って「使った情報」は脳に定着します。


つまり、絵の練習も「使った=描いた・説明した・思い出した」情報こそが、あなたの“画力の核”となっていくのです。





🚀 上達しない時は「描き方」ではなく「学び方」を見直す

もし今、成長を感じにくい時期にいるなら──

それは「センス」や「才能」の問題ではありません。


あなたの中にすでにある知識や経験を、どう活用するか(リドリーバル&アウトプット)の問題です。




🎓 まとめ:上達の方程式

  • インプット(学習)+リドリーバル(想起)+アウトプット(実践)=最強の上達法

  • 描いて終わりではなく、「振り返り」→「再現」→「説明」で学びは完成する





📌 おすすめの実践

  • 描いた後に「なぜこの色にしたか?」「この構図で良かったか?」をメモ

  • 翌日に「何も見ずに再現」してみる

  • SNSで「解説つきの投稿」をする(他人に伝える力=理解力)

  • 友人や先生に「今日学んだこと」を話してみる





💬 最後に


あなたが描いた1枚のイラストに、自分だけの“学び”を詰め込めるかどうか。


それが、次の1枚の上達に直結します。


描くたびに、思い出し、まとめて、発信する。


この地道な繰り返しこそが、未来のあなたの画力を創る力になります✨



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