top of page

🔧Procreateの変形ツール「スナップ機能」徹底解説

更新日:8月6日

今回はProcreateの変形ツール「スナップ機能」 について細かく説明します。



🔧 そもそもスナップ機能って何?

スナップ(Snap)機能とは、オブジェクトを正確に配置できるように“ピタッ”と自動で位置を合わせてくれる機能です。



✅ スナップ機能を使う意味(メリット)


1. 正確な配置が簡単にできる

  • 図形や画像を中央揃え・端揃え・ガイド揃えしたいときに、手作業でピクセル単位に合わせなくても、自動でピタッ!

  • 中心線や他のオブジェクトとの整列が簡単。


2. 作業スピードが上がる

  • 微調整に時間をかけずに済むので、時短・効率化につながる。


3. 見た目がきれいに整う

  • オブジェクトが歪んで配置されることを防ぎ、デザイン全体に統一感やプロっぽさが出る





🎯 こんな人におすすめ!


🔰初心者

  • 「中心に置いたつもりなのに、ズレてる…」というミスを防げます。

  • 手ブレや微妙なズレをソフトがサポートしてくれる。


✍️イラストレーター・マンガ家

  • キャラクターや背景のパーツ位置合わせ、シンメトリー、構図の調整に便利。


🧑‍💻デザイナー

  • ロゴ、レイアウト、バナー制作などで正確な整列が必要なときに不可欠。


📐建築・プロダクト図面を描く人

  • 線や図形の厳密な位置関係が求められる作業に必須。


❌ スナップをOFFにしたほうが良い場面

  • ラフスケッチや感覚的な筆運びをしたいとき(※「自由な表現」が優先される場合)

  • 微妙なズレやズラしを“味”として使いたいとき



🧭 ONとOFFを使い分けてみる

スナップを…

こんなときに活躍!

オンにする

正確な配置・整列が必要なとき、スピード重視のとき

オフにする

感覚的・自由な表現をしたいとき、細かいズラしを狙いたいとき





🔵「スナップ機能」の一部である「マグネット(Magnetics)」とは?

マグネットはオブジェクトを動かすときに、特定の方向(角度)に“吸い付くように”動かせる機能です。



🎯 どんなときに使う?

たとえばキャンバス上で図形や画像などを動かすとき、

  • 普通に動かすと ななめ方向にズレたりしてしまうことがある

  • 「真横」「真縦」「45度」などにきれいにまっすぐ動かしたい!というとき


そんなときに「マグネット」をONにすると、自動的に“まっすぐな方向”に吸着してスライドできるようになります。



🟦「青いガイドライン」とは?

マグネットをONにしてオブジェクトを動かすと:

  • オブジェクトの周りに 青い線(ガイドライン) が表示されます。

  • これは「あなたの動かしている方向を、自動的に調整してますよ」というサインです。

  • たとえば45度や90度に吸着してると、青い線がピタッとその方向に伸びる。



💡マグネットの動作項目と説明

項目

説明

機能名

マグネット(Magnetics)

効果

移動方向を「まっすぐ」に補正してくれる(45度刻み)

青い線

今スナップしている方向を示す視覚ガイド

ONにする意味

手ブレや斜め移動を防ぎ、きれいに整列した動きができる





🔧「スナップの中にある距離」ってなに?

オブジェクト(たとえば四角や線など)を動かすときに、他のオブジェクトやガイド線に「ピタッ」と自動的にくっつく現象、ありますよね?あれが「スナップ(吸着)」です。

その「ピタッ」とくっつくために、どれくらい近づけばスナップするか を決めるのが「距離」です。



🔧まず前提として:「スナップ」はいつ発動する?

スナップ(吸着)機能には、以下の2つの条件が関係します:

  1. どれくらい近づいたか?(= 距離)

  2. どれくらいゆっくり動かしたか?(= 速度)



🎯具体的な例で説明

  • 距離が「1」: → ほんの1ピクセル以内に近づかないとスナップしません。 → つまり ほぼ正確に合わせないと吸着してくれない ということ。 → スナップはかなり控えめ。

  • 距離が「50」: → 50ピクセル以内に近づいただけで「ピタッ」と吸着してくれる。 → つまり 多少ずれていても、勝手にジャンプして合ってくれる



🔍言い換えれば…

  • 「距離」= スナップが発動する“許容範囲”の大きさ。

  • 距離が大きいほど「ちょっと近づくだけで勝手に合ってくれる」。

  • 距離が小さいほど「かなり近づかないとスナップしない」。



💡補足:なぜ重要?

  • 精密な配置をしたいときは距離を小さく

  • サクサク配置したいときは距離を大きくすると効率UP。



スナップが効くかどうかは、“動かす速さ”にも関係してる





🎯「スナップの中にある速度」ってなに?

  • 「速度」設定を上げると: → ゆっくり動かしたときにだけ、スナップが効く。 → 素早く動かすとスナップはオフ(無効)になる。

  • 「速度」設定を下げると(=速度を「なし」などにすると): → 速く動かしてもスナップが効かない。 → 完全に自由に動かせるモードになる。



💬もっとわかりやすく言うと:

  • 「速度」=『どのくらい慎重に動かしたときだけスナップを効かせるか』という感度設定

  • 例えば:

    • スナップ速度を高くしておくと、「慎重に位置を合わせたいとき(ゆっくり動かすとき)」だけピタッと吸着。

    • 素早く動かすときは無視して自由に動かせる(スナップしない)。



✅ どう使い分ける?

設定

挙動

おすすめの使い方

速度:なし

スナップ機能が完全オフ

完全に自由な配置をしたいとき

速度:中くらい

ゆっくり動かすとスナップ、有効なときだけ吸着

普段使い・バランス重視

速度:最大

すごく慎重に動かしたときだけスナップ

スナップを「たまに」使いたいとき。意図しない吸着を避けたい人向け



🎮距離と速度の組み合わせ例

  • 距離:50 + 速度:小 → 広めの範囲で、ゆるくスナップ。初心者向き。

  • 距離:5 + 速度:最大 → 正確な配置が必要なプロ向き。意図したときだけスナップ。





あなたの「描いてみたい!」を、全力で応援します💪


札幌デジタル絵画教室では、個別指導に特化したカリキュラムとサポート体制を整えており、ProcreateやCLIP STUDIOの操作も一から丁寧にお伝えしています。


まずは「楽しむこと」から始めませんか?


デジタルイラストは、趣味と脳トレ、そして創造力を掛け合わせた最高の学びの時間です。あなたの中にある表現したい“何か”を、私たちと一緒に描いてみましょう!


🌟「私にもできるかな?」その気持ちを大切に。まずは体験してみませんか?


デジタルイラストを学べる札幌デジタル絵画教室では、未経験の方でも安心して始められる「通い/オンライン教室」をご用意しています。


▶ iPadやペンの操作が初めての方でもOK

▶ わからないことは、すぐにその場で講師がサポート

▶ 自分のペースで、無理なく楽しく学べます

▶オンラインでの受講が可能だから、全国どこからでも学べます


「絵心はないけれど描いてみたい」「デジタルに触れるのは初めてで不安」そんな方こそ、まずは1度体験してみてください。


🔽詳細・お申込みはこちら

👉 教室案内を見るhttps://www.sapporo-dpc.com/

👉 体験レッスンはこちらからhttps://www.sapporo-dpc.com/hands-on-class


体験後にご入会される方の多くが「もっと早く始めればよかった!」と笑顔でおっしゃっています。きっとあなたも、その一人になれるはずです😊

気軽にお申し込み、お問い合わせくださいね。あなたの新しい一歩を、心からお待ちしております。


札幌デジタル絵画教室は、初心者からプロを目指す方まで、デジタルイラストを基礎から学べる札幌市の本格的なデジタルイラスト教室です。「絵を描く楽しさを再発見したい」「趣味をもっと深めたい」「イラストを副業や収益化につなげたい」といった多様なニーズにお応えします。


オンラインでの受講が可能ですので、全国どの地域からでも最新のデジタルイラスト技術を効率良く学ぶことができます。教室では、最新のデジタルツールやアプリの使い方を丁寧に指導するだけでなく、個々の目標やスキルに合わせたカスタマイズレッスンを提供。個別指導の特性を活かし、生徒一人ひとりの描きたいテーマにフォーカスして可能性を最大限に引き出します。


デジタルイラストを学ぶなら札幌デジタル絵画教室
デジタルイラストを学ぶなら札幌デジタル絵画教室

 
 
 

コメント


bottom of page